祇園祭ってどんなお祭り?【京都の夏の風物詩】

 

京都の夏の風物詩である祇園祭。
コンチキチンと鳴り響く祇園囃子は京都に夏の訪れを教えてくれます。
京都の祇園祭は東京の神田祭・大阪の天神祭と並ぶ日本三大祭り。
近年ではコロナ禍で中止を余儀なくされていた時期もありましたが、2022年より開催が再開されました。
浴衣や夏着物を着て出向くのにピッタリな京都の夏のお祭りである祇園祭についてご紹介します。

 

祇園祭とは

祇園祭といえば山鉾巡行が有名ですが、実は7月の1ヶ月間を通して続く八坂神社の祭礼。
7月1日の「吉符入」から31日の「疫神社夏越祭」まで多くの神事や行事が連日行われます。

祇園祭の起源は平安時代。
平安時代前期、京都や日本各地では疫病が流行し病人や死人が多数出る事態に陥ります。
当時疫病などの災いは無実の罪を着せられ亡くなった御霊によるものと考えられており、その魂を鎮め災いを払う為に仏事などを行う「御霊会」が広まりました。
貞観11年(869年)6月、当時の国の数である66本の鉾を立て、祇園社(八坂神社)から神泉苑(天皇の為に造られた庭園で、平安京最古の史跡)に神輿を送り災厄の除去を祈った「祇園御霊会」が祇園祭の始まりといわれています。

室町時代になると四条室町を中心に自治組織が発足し、各町ごとに特色ある鉾が作られ街を巡行するという現代の祭の姿へと変化。
応仁の乱や第二次世界大戦などで一時祭りは中断に追い込まれますが、その度に町衆により再興され現在では千年以上の歴史を持つ祭となりました。

 

山鉾とは

祇園祭の最大の見どころといえばやはり山鉾巡行。
巡行は7月17日(前祭)と7月24日(後祭)に行われます。
山鉾は重量が最大で約12トン、高さは最大約25m。
そんな山鉾を豪快に操る「辻廻し」は圧巻です。
また、山鉾は美しい絨毯やタペストリー、西陣織などで飾られておりその美しさも必見。
豪華絢爛な姿は「動く美術館」とも呼ばれ、見る人を魅了します。

 

 

そんな山鉾の中でも有名なのが「長刀鉾」。
山鉾巡行の順番は「くじ取り式」によって決められますが、「長刀鉾」は「くじとらず」とされ毎年必ず巡行の先頭に立ちます。
また、かまきりのカラクリが乗った「蟷螂山」など個性豊かなものも。
中には実際に乗ることが出来る山鉾もあり、拝観料を払うなどの条件がありますが豪華な装飾や祭囃子を間近で見ることが出来ます。

 

山鉾一覧

祇園祭では「山鉾建て」と呼ぶ日に山鉾を組み上げます。
前祭の「山鉾建て」は7月10~14日、後祭の「山鉾建て」は7月18~21日に行われ、釘を1本も使わない縄絡みといわれる伝統技法で各山鉾が建てられます。

 

前祭の山鉾一覧

山鉾の種類 ご利益
長刀鉾(なぎなたほこ) 厄除け・疫病除け
函谷鉾(かんほこやま) 厄除け・疫病除け
鶏鉾(にわとりほこ) 厄除け・疫病除け
菊水鉾(きくすいほこ) 不老長寿・商売繁盛
月鉾(つきほこ) 厄除け・疫病除け
放下鉾(ほうかほこ) 厄除け・疫病除け
保昌山(ほうしょうやま) 縁結び
孟宗山(もうそうやま) 親孝行
占出山(うらでやま) 安産
山伏山(やまぶしやま) 雷除け・厄除け
霰天神山(あられてんじんやま) 雷除け・火災除け
郭巨山(かっきょやま) 開運・金運向上
伯牙山(はくがやま) 厄除け・疫病除け
芦刈山(あしかりやま) 夫婦和合・縁結び
油天神山(あぶらてんじんやま) 厄除け・疫病除け
木賊山(とくさやま) 迷子防止・再会
太子山(たいしやま) 知恵・学問成就・身代わり
白楽天山(はくらくてんやま) 厄除け・疫病除け
蟷螂山(とうろうやま) 厄除け・疫病除け
岩戸山(いわとやま) 開運
綾傘鉾(あやかさほこ) 安産・縁結び
四条傘鉾(しじょうかさほこ) 招福・厄除け
船鉾(ふねほこ) 安産

 

後祭の山鉾一覧

山鉾の種類 ご利益
橋弁慶山(はしべんけいやま) 身体健康
鯉山(こいやま) 立身出世
浄妙山(じょうみょうやま) 勝運
黒主山(くろぬしやま) 盗難除け
役行者山(えんのぎょうじゃやま) 安産・交通安全・疫病除け
鈴鹿山(すずかやま) 雷除け・疫病除け
八幡山(はちまんやま) 夫婦和合・子供の健康・夜泣き封じ
北観音山(きたかんのんやま) 厄除け・疫病除け
南観音山(みなみかんのんやま) 厄除け・疫病除け
大船鉾(おおふまほこ) 安産
鷹山(たかやま) 厄除け

 

 

登れる鉾一覧

【前祭】
長刀鉾(男性のみ)・函谷鉾・菊水鉾・鶏鉾・月鉾・放下鉾(男性のみ)・船鉾・岩戸山

【後祭】
南観音山・大船鉾

山鉾の拝観は巡行の前、山鉾が建った後に行われます。
(前祭…14~16日頃・後祭…21~23日頃)
拝観の条件や日程はそれぞれの山鉾によって異なりますのでご注意ください。

公式サイトにはそれぞれの山鉾が写真付きで解説されています。

<公益財団法人祇園祭山鉾連合会 公式サイト>
http://www.gionmatsuri.or.jp/yamahoko/

祇園祭の祭事日程

 

祇園祭は1カ月間続くお祭り。
お祭りのハイライトである山鉾巡行は17日(前祭)と24日(後祭)。
前祭の巡行の前、15日は「宵々山」、前日の16日は「宵山」と呼ばれ出店や屋台が並び多くの人で賑わいます。
建てられた山鉾をゆっくり見られるのもこのタイミング。
各山鉾でお囃子が鳴り響きく様子や豪華絢爛な装飾を目にしながら京都の街を歩いてみてはいかがでしょうか。

その他にも多くの祭事が行なわれますので日程を公式サイトで確認しておくと安心です。

<公益財団法人祇園祭山鉾連合会 公式サイト>
http://www.gionmatsuri.or.jp/schedule/

 

祇園祭の粽

粽というと食べ物の粽を連想する方が多いと思いますが、祇園祭の粽は食べることが出来ません。
祇園祭の粽は笹の葉で作られた疫病・災難除けのお守りで、7月の祇園祭期間のみ各山鉾にて授与されます。
京都ではこの粽を玄関に飾る家庭が多くあり、京都の風物詩のひとつとなっています。
各山鉾ごとに様々なご利益がありますので、お目当ての粽を買い求めに山鉾を巡るのも楽しいかもしれませんね。
桝屋髙尾でも毎年新しい粽を玄関先に飾っています。

 

参考サイト

<公益財団法人祇園祭山鉾連合会>
http://www.gionmatsuri.or.jp/

<八坂神社>
https://www.yasaka-jinja.or.jp/

神泉苑
http://www.shinsenen.org/

 

祇園祭はお着物で【レンタル帯】

京都の夏の風物詩である祇園祭。
すこし特別な日だからこそお着物でお出かけしてみてはいかがでしょうか?
桝屋高尾が運営する金閣寺サロンでは帯のレンタルサービス「RENTOBI」では夏帯も取り揃えております。
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